【子猫の年齢】子猫の年齢を特徴から見極める方法
見た目ではわからない子猫の年齢
捨て猫を保護したけど、いったいどれくらいの年齢なんだろう・・・
子猫の年齢がわからなければ、どんな食事を与えたらいいのかもわからないですよね。
そうなんです。
わたしが保護した3男猫(現在14歳)は、手のひらサイズの小さな猫でした。
あまりの小ささから、てっきり生後3週間くらいだと思い込み、哺乳瓶で子猫用ミルクを与えたものの一滴も飲んでくれませんでした。
もちろん、先住猫用のドライフードも与えたのですが、いつもと違う雰囲気からか?食べてはくれません。
途方に暮れたまま一夜が明け、翌日動物病院に連れていったところ推定年齢4~5ヵ月と診断。もうミルクを卒業した月齢だったわけです。
保護した3男猫は
・重度の貧血(大量のノミに血を吸われたこと)
・脱水症状
・栄養不足からの発育不良
これらの条件から、年齢と体の成長が伴っていなかったのです。
外で生活している猫は見た目では判断しにくく、保護した子猫がミルクを飲まなかったら、子猫用のウェットフードやドライフードを与えてみるのもひとつの方法です。
とくに水分量が60%と言われているウェットフードは、子猫が脱水症状になっている可能性も踏まえるとおすすめの一品です。
ほとんどの猫はウェットフードを好んで食べますし、歯が生えそろっていなくてもウェットフードなら食べられるので、水分補給と栄養補給ができ一石二鳥ですね☆
では次に、体重や特徴から見る、推定年齢のお話をしていきます。
子猫の年齢を見極めるときの体重と特徴
子猫は産まれてから1ヵ月~1ヵ月半の間に、目まぐるしく成長します。
ざっくりですが、見極める方法としては、
足腰が安定せず、ヨチヨチと歩いている⇒生後1ヵ月未満
足腰が安定し走っている⇒生後1ヵ月くらい
と思っていいでしょう。
推定年齢は以下の表を参考にしてください(体重に関しては個体差があります)。
推定年齢 |
体重 |
特徴 |
生後0日~3、4日 |
|
・被毛は薄く鳥のヒナのようにホヤホヤしている |
生後1週間前後 |
200g前後 |
・被毛は増えてくるがボサボサ |
生後10日~2週間以内 |
250g前後 |
・目が開き始めるが見えていない |
生後2週間 |
300~350g |
・目がパッチリしてくる |
生後20日 |
400g前後 |
・耳が目立つようになってくる |
生後1ヵ月前後 |
500g前後 |
・耳がしっかり上にきて猫らしい顔になる |
生後1ヵ月半 |
体重は個体差あり |
・目は丸くしっかりと開いている |
【生後2~3日】
【生後10日前後】
【生後2週間前後】
【生後1ヵ月前後】
見た目の違いは耳と目、爪にあるので、保護した子猫をよく観察してみてくださいね。