猫にまつわる不思議な話・猫の恩返し③
心の穴を埋めてくれた愛猫からのおくりもの
猫にまつわる不思議な話、第三弾です。
わたくしごとで申し訳ないのですが、お話しさせてください。
他のページでも書いているように、2021年に2匹の愛猫が天国へ旅立ちました。
16年、19年と共に過ごしてきた愛猫たちは、わたしにとって大切な家族&パートナーでした。
結婚式の誓いの言葉ではありませんが、
「病める時も」「健やかなる時も」
「富める時も」「貧しき時も」
猫優先の生活。
愛猫たちとの生活やお世話は、わたしにとって生き甲斐といっても過言ではありませんでした。
その生き甲斐を立て続けに失ってしまい「生きていても意味がない」と思うほど、暗闇の底にいるような日常になってしまったのです。
そして、2021年もあとわずかという11月。
どん底の1年で終わるものだと思っていた矢先、その暗闇に光が射しました。
わたしにはこれまでパートナーがいたこともありましたが、生涯を共にしたいとか、自分より大切に思えるような人とのご縁はありませんでした。
ところが、ひょんなことから出会った相手が、生涯を共にしたいと思えるほどの相手だったのです。
当初は意識する感じではなかったのですが、数人で会うこと3回、その3回でお互い惹かれあってしまったのです。
出会ってから3回目で連絡先を交換。
個人的なやり取りがスタートしてからは、とんとん拍子に進展。
知れば知るほど相性の良さがわかり、まさに痒い所に手が届く感じで、お互いが求めている人だったのです。
「こんな奇跡的な出会いはそうそうないよね」と相手から言われたとき、わたしは思いました。
これは奇跡ではなくて、きっと、愛猫たちからのプレゼントなんだと。
人それぞれの捉え方や価値観もあるので「そんなの思い過ごしだよ」とか「なんでも猫につなげるな」と思う人もいるかもしれません。
でもわたしには、2匹の愛猫からの贈りものだと思えてならないのです。
泣いてばかりいるわたしを見て
「ボクたちのようにお母さんに寄り添ってくれる人、お母さんを笑わせてくれる人、お母さんが大切に思えるような人と巡り合わせよう」と。